11日目(3月18日)
湯の坪街道をてくてくと。 まずは一番遠い金鱗湖までやって来ました。湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て付いた名前だそうです。地底から湧き出す清水に温泉が流れ込んでいて、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上がる幻想的な風景も見られるそう。今日は静かな湖面に周囲の風景が映り込んでいて、これもまた綺麗でした。
川沿いをぶらぶら歩いていたら駅前まで戻ってきました(^^; 観光辻馬車があったので、ちょっと迷ったけど時間もあるので乗ってみることに。1975年に発生した大分県の地震による風評被害で観光客の足が減ってしまった時、由布院が元気であることを全国に発信するために住民たちが次々と立ち上げたイベントのひとつで、それから40年以上、今では由布院観光に欠かせない存在となっています。
約1000年前、由布岳の山腹に観音像を刻して祀ったのが始まりとされる佛山寺、地元の人には「六所宮」と呼ばれ親しまれている宇奈岐日女神社に立ち寄りつつ、約1時間。御者さんのガイドを聞きながら楽しみました。
たっぷりあると思った時間も、駅前と湯の坪通りを何度も往復してしまったり、辻馬車乗ったりしたのであっという間に過ぎてしまい、またバスで別府まで。 本来なら由布院から大分空港行きのバスもあったようだけど、コロナ禍の影響で運休中(--;)
(歩数:25443歩) .................................................................................................................................................................. 最後に 別府、湯布院は今回周った中でも一番観光客が多く賑わっていました。卒業旅行なのかな、といった感じの若い子たちのグループもたくさん見かけました。 高千穂ではすれ違う小中学生のこどもたちの多くに「こんにちは」と挨拶されたのが印象に残っています。 行きたかった長期海外旅行は叶わなかったけど、だからこそ行けた九州周遊の旅。こんな時でもなければ、一生行かなかったかもしれない旅を出来たのは良かったです。時間の関係で行けなかった場所もたくさんあるので、またいつか行けると良いな。 |