8日目(9月14日)

最終日、今日は一日リスボン観光です。
ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらったら、隣のパン屋で軽く朝食。朝から、パステル・デ・ナタ(笑)
昨日食べたのも、ここのお店のも、甘さ控えめで、有名店じゃなくても十分にとても美味しいエッグタルトでした♪

まず向かうのはベレン地区。中心部からは市電やバスで30分くらい? 市電を利用しました。
イマイチ並ぶべき列等々分かりにくかったけど、なんとか無事にジェロニモス修道院へ入場。ヴァスコ・ダ・ガマとエンリケ航海王子の偉業を称え、1502年にマヌエル1世によって着工され、最終的な完成には300年ほどもかかっているとか。回廊はマヌエル様式の最高傑作と言われています。が、前日に修道院たっぷり満喫したせいか、そこまでの印象は残っていない… (^^;

回廊 食堂
聖歌隊席にある
磔刑のキリスト像
 
聖歌隊席から見下ろした
教会内部
回廊

続いて教会部分、サンタ・マリア教会へ。前回来た時はちょうど結婚式をやっていて、入り口付近、ヴァスコ・ダ・ガマとルイス・デ・カモンイスの棺くらいしか見ることが出来なかったので(修道院には入ってすらいない)、今回は教会内部もじっくりと見ることができました。人は凄かったけど、堪能出来て良かった!!

カモンイスの棺 ヴァスコ・ダ・ガマの棺  サンタ・マリア教会

混むと聞いていたので開館時間に合わせて行ったけど、並んでいる列の長さを見ると、お昼過ぎくらいの方が意外と空いてそうな感じでした。

1515年から1521年にかけてマヌエル1世によって建てられたベレンの塔。テージョ川河口を守る要塞として、また灯台として使われていました。タイミングが悪かったか、結構並んで疲れたけど、思ったよりも見るところもあり、楽しめました。

ベレンの塔  テラスからの眺め
謁見の間 テラス(砲台)

次は1960年にエンリケ航海王子没後500年を記念して造られた高さ52mの発見のモニュメント。帆船をモチーフにしていて、エンリケ王子を先頭に、学者や宣教師、探検家などこの時代に活躍した約30名のポルトガル人の像が並びます。頂上にも上れるけど、ここはパスして下からの眺めのみ楽しみます。
モニュメントの前の広場には、大理石のモザイクで記された世界地図。日本を発見した年として記されている1541年は、ポルトガル船が豊後に漂着した年。種子島に漂着した1543年よりも前となっています。

発見のモニュメント 世界地図の中の日本 ジェロニモス修道院 

前回訪問時は生憎の雨だったけど、今日は快晴!! やっぱり同じ景色でも印象が全く違いますね♪ でも暑すぎる… ナタの有名店は見るだけにして(笑) ビール休憩したいけど、お店はどこも混んでいるし、暑さと人の多さに疲れたので中心部へ戻ることにします。

ビールで一休み後(笑) 少しお土産をみたりウロウロしたら、サン・ジョルジェ城へ。古代ローマ時代に要塞として建設されたのが起源。その後、西ゴート族、イスラム教徒、キリスト教徒など数百年の間に城の居住者は次々と変わり、14世紀から16世紀にかけては歴代ポルトガル王の王宮となっています。
現在、城内は公園になっていて、丘の上にあるため、リスボンの街や海の素晴らしい風景を眺めることが出来ます。城壁の上をぐるりと歩いて楽しみました。


お城の周辺の雰囲気も楽しみつつ、若干、道にも迷いつつ(笑)


サンタ・エングラシア教会。建設が始まったのは17世紀だけど、20世紀半ばになりドームが付け加えられ、教会が完成したのは1966年。その年に、国立のパンテオン(霊廟)に指定され、エンリケ航海王子やヴァスコ・ダ・ガマなど、ポルトガル史上活躍した人々が祀られています。
ドームの上にも上ることができ、閉館時間ギリギリだったけど、駆け足で、ドームの上からリスボンの風景を眺めたり。
サン・ヴィンセテ・デ・フォーラ教会は時間切れかと思ったけど、一応中に入れました。ただ、ミサをやっていて入り口付近から眺めただけ。ブランサガ王朝の霊廟もあるようで、後から、お城は遅くまで開いているから後回しにして、先に教会二つ、ゆっくり見学すれば良かった、と気が付いたのでした…(--;)

サンタ・エングラシア教会 ←の内部 サン・ヴィンセテ・デ・フォーラ教会

後はぶらぶらと… 人気の市電、28番に乗ってみたり(あまりの劇混みに少しだけのってすぐ降りた(笑))、お土産屋さん見て歩き、最低限必要なお土産をいくつか買って。

夕飯は、何を思ったか、またイワシにしてしまった… 他の魚にするつもりが、付け合わせの野菜に惹かれたので(^^;

まだ少し時間はあるので、ぶらぶらしつつ、サンタ・ジュスタのエレベーター上ってみるか? と少し並んでみたけれど、折り返し運転の間隔がやっぱり長い感じで、かなり時間がかかりそうなので、面倒になりやめる(^^;

サルディーニャ・アサーダス  サンタ・ジュスタのエレベーター

そんなこんなで良い時間。ホテルで荷物を受け取ったら、メトロで空港まで。フライトは明日だけど、朝早いので、今日は空港の近くで1泊です。ホテルは目の前で迷わず行くことが出来ました。
朝、すぐに出られるように荷物を整理して。そして、なぜかまーったく眠れず(=_=) 少しくらいはウトウトしたかもしれないけど、ホボ眠れないまま時間が過ぎ…

9、10日目(9月15、16日)

ホントはギリギリに起きて顔だけ洗って出発し、空港行ってから顔作る予定だったけど、眠れなかったので早めに起きて、しっかりと顔も作ってから(笑) チェックアウト。まだ朝早く真っ暗だけど、街燈は明るいし、同じように空港に向かって歩いている人もちらほらといるので、治安も特に問題なさそうでした。

帰りもヘルシンキで乗り継ぎです。また4時間くらいのフライトでサービスは飲み物のみ。さすがに今度は少し眠ることが出来たので、ウトウトしているうちにヘルシンキ到着です。

乗継時間は結構あるのだけど、街に出るには短すぎるので、素直に空港内で過ごします。 乗継ゲート近くまで行き、軽く食事とビール。
隣のムーミンカフェも気になったけど、アルコールが見当たらなかったので止めました(;^_^A

メモをまとめたり、後は本を読んで過ごしているうちに、意外とあっという間に時間は過ぎました。

次のフライトも。食事したり映画みたりウトウトしたり。あまりちゃんとは寝れなかったけど、フライト時間をそんなに辛く感じることはなく、定刻より少し早く成田到着。

ちょうどよい電車がなかったので、一番早く家に着くスカイライナーを30分ほど待って帰宅。夏休みの旅、終了です。.....................................................................................................................................................................................................................................
おわりに
お天気にも恵まれ、大好きな夏のヨーロッパのの雰囲気満喫できました♪
あれこれ欲張らず、リスボンをもっとゆっくり楽しんできても良かったかなぁ、という気もしますが… 17年前のリベンジ含め、行きたかったところは大体行けたので良しとしましょう。

旅の情報として印象に残ったのは… トイレのカギが壊れているところが多かった"(-""-)" free Wi-Fiは地方の方が繋がり安かった、です。