4日目(3月11日)
まずは仙厳園を目指します。途中、寄ってみたいところも色々あったけど、今回は時間がないのでカット(oi-i)o 仙厳園は、1658年に薩摩藩主島津家の19代当主光久が別邸として築いた庭園で、1884年に改築された御殿などもあり、広く見どころもたくさんでした。大河ドラマの西郷どんのロケ地としても使われたそうです。もっとゆっくり出来れば良かったんだけど、次の予定があるのでまたまた駆け足。
隣接する尚古集成館は、28代当主斉彬によって始められた製鉄や造船などの近代化事業の一環として建てられた機械工場だったところ。当時の機械や島津家関連の資料などが展示されていました。仙厳園にあった反射炉跡やこの次に行く異人館も含め、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されています。 すぐ近くにあるスターバックス鹿児島仙厳園店は、登録有形文化財「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」をリノベした店舗。内装も観てみたかったけど、はい、何度も言っているようにお茶してる時間などはありません(^^; バスで一つ戻り、旧鹿児島紡績所技師館(異人館)。1867年に鹿児島紡績所に操業指導のために招いたイギリス人技師たちの宿舎として建てられました。日本の産業革命に関する展示などをしていたと思うのだけど、あまり興味を惹かれる展示はなかったかな…
すぐ次のバスで桜島フェリーの出る桟橋まで戻ってきました。ちょっと時間に余裕が出来たので、大急ぎで、西郷隆盛以下彼に従った幹部が自刃ないしは戦士したところとして記念碑がある西郷隆盛終焉の地、西南戦争の際に多くの銃弾が撃ち込まれた跡が残る私学校跡の石垣、鶴丸城にある天璋院(篤姫)の像を見て回り、再び桟橋へと戻ります。
今度はフェリーで桜島へ向かいます。桜島フェリーは24時間運航で日中は15分〜20分毎。所要時間も約15分とアクセスも便利です。 2万6000年前に活動が始まったとされ、現在も噴火を続ける桜島。1914年の噴火により、今は大隅半島と陸続きになっています。 当初は島内も自力で周ろうと思っていたけど、循環バスのサクラジマアイランドビューは島の西エリアしか行けないし、路線バスは本数が少なそう。1日2便ある定期観光バスに、空席があれば予約なしで桜島からも乗車できるようです。到着後、まずはインフォメーションでツアーの確認、無事チケットが取れました。(このご時世、0人という日もあるようなので、そういう場合は桜島からの合流は出来なかったですね) ツアーまで少しだけ時間があったので、フェリーターミナルの近くをまたまたまた…(^^; 駆け足で。「桜島」溶岩なぎさ公園足湯は全長約100mと日本最大級、ネット等で見る写真では良い雰囲気でみんな浸かっていたけど、誰も入っていなかった(爆) 時間がないもでもちろんパス。1914年の噴火で流出した溶岩原の上を整備して造られた遊歩道の桜島溶岩なぎさ遊歩道を少しだけ歩いてみたり。ビジターセンターの史料などみていたらあっという間にバスの時間。
急いで埠頭に戻ります。バス乗り場は事前にちゃんと説明してもらっていたけど、 きょろきょろしていたら、チケット買ったインフォメーションのお姉さんが、「ここよ〜」と、バスガイドさんにしっかりと引継ぎ!? までしてくれましたm(__)m 私の他は、鹿児島から乗って来た5,6人のおばさんとのツアーでした。ガイドさんのお話を聴きながら桜島自然遊覧コースを周ります。昨日、一昨日はかなりの降灰だったそうで。地面や看板などを薄っすらと覆っているのは砂埃などじゃなく灰なんですね。お墓には屋根があったり、至る所に避難場所があったり、今も活火山何だなぁ、ということを改めて感じます。 どんどん山を登り、やってきたのは湯乃平展望所。標高373mにあり、一般の人が行ける最も高い場所です。 しばし景色を堪能したら、しばらく車窓の景色を楽しみながら移動です。黒神埋没鳥居は、1914年の大爆発で火山灰や軽石に2mも埋まってしまった腹五社神社の鳥居。噴火後、住民たちは掘り起こそうとしたけど、当時の村長が噴火の脅威を後世に伝えようと、そのままの形で残す判断をしたそう。こんなにも深く降り積もる灰に自然の脅威を感じます。 最後は、有村溶岩展望所。1914年の大爆発で流出した溶岩原の小高い丘にあり、1kmほどの遊歩道もあるようなので、時間があれば少し歩いてみたかったですね。 車窓に溶岩で出来た奇岩や、2004年に長渕剛が開いたオールナイトコンサート会場の跡地に作られた赤水展望広場の叫びの像などを見ながら港へと戻りました。
フェリーターミナルからは市電で天文館通り付近へ戻り、西郷さんや島津家の銅像を見つつ、しばしぶらぶら。
そろそろ夕飯… 天文館通り、思ったよりこれといった飲食店がない。そんな中、店頭にあったメニューに惹かれて入ったお店、正解でした♪
焼酎のメニューをじーっ、じーっ、とひたすらガン見したり、おもむろに眼鏡をかけて棚に並ぶ瓶をじーっ、と見ていたら、お店の人にしっかりと見られていて(^^;「焼酎ですか?」と。できれば地元ならでは、の他にはあまり出回っていない銘柄の中からおすすめを選んでもらいました。色々聞いた説明は覚えていないけど(^^; 調べたら粒露は鹿児島限定発売のようですね。1杯の量が少なめだったので!? つい、3杯も(^^; 料理もお酒も美味しく大満足でした♪ ホテルに戻り、あすの予定を再度整理したらおやすみなさい(-_-).。oO 鹿児島市内、思ったより見どころたくさんだったので、もう1日あった方が良かったな。 (歩数:25272歩) NEXT>> |