3日目(9月9日)

今日はちょっとポルトを離れて近郊の街ブラガとギマランイスの観光です。昨日の観光状況次第では、やめるか、どちらか一方にすることも考えつつ、ほぼ周れたので、予定通りはしごすることにしたのでした。
バスや電車の時間を調べた結果と、ブラガではさらに郊外へ行くことを考慮し、ブラガ → ギマランイスと移動することにして、まずは電車でブラガまで。
なんだかどんより曇り空(--;) 事前に見ていた天気予報では晴れだったので傘はホテルに置いてきたし、どうか降りませんように(__) ブラガまでは約1時間。ずっとお天気が気になって仕方がない… まだ朝だから暗く感じるのであって、日が完全に昇ったら明るく晴れるんだ!! と信じて。途中、太陽も見え始めたけど、なかなか雲がなくなりません… でも、到着する頃にはだいぶ雲もいなくなり、これなら大丈夫でしょう(^。^;)

まず最初に、郊外にあるボン・ジェズスへ向かいます。旧市街近くの通りにあるバス停まで思ったより遠く、事に乗りたかった時間のバスに乗れるかちょっと焦ったけど、無事間に合いました。10分程で終点のボン・ジェズスへ到着です。

海抜400mの丘の上に建つボン・ジェズス教会。キリスト教の巡礼地で、バスを降りたところから、まずは十字架の道を進みます。本来は、途中にある礼拝堂にお参りしながら登る、らしい。そして、その先にある600段もの階段を、こちらも信者はお祈りをしながら… 上っていきます。(ケーブルカーもあるけど、動いていいたのかな?)
思っていたよりは全然楽に、教会まで辿り着きました。教会は1784年から1811年にかけて建てられたもので、比較的新しく、シンプルな造りだったかな?

ボン・ジェズスの入り口  教会へ続く階段 見えないけど
上まで階段が続いています
 
途中にある泉
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
を表し、これは視覚かな 
上から眺める
ブラガの街 
ボン・ジェズス教会
教会内部 入り口から階段までの道

帰りもバスでブラガの旧市街まで… が、どこで降りるんだ!? 巡回バスのようなので、市街地に入ったら微妙にルートが違う!? 乗車時間と、何となくの雰囲気と、たくさんの人が降りるところで一緒に降りちゃいました(^-^;
ちょっと現在地を把握するのに迷ったけど、間違ってはいなかったようで無事に目指していた旧市街地へ。

カテドラルへ入ってみます。歴史は3,4世紀までさかのぼるようだけど、今のカテドラルの始まりは11,2世紀に建立されたもののようです。ヨーロッパ行くと、たくさんの教会を見るせいか、ここはイマイチこれといった印象にのこっておらず… 後は旧市街をぶらぶらと。旧大司教館のお庭をチラッと見て。朝とはうって変わり、すっきりと晴れて暑くなってきました。
個人的にあまり見るところもないし、お昼休憩しようかとも思ったけど、ギマランイスへ向かうことにします。

カテドラル内部 カテドラル
カテドラル  旧大司教館

ブラガ → ギマランイスはバス。バスターミナルへ行くと、チケット売り場に結構並んでいます。バスに間に合うかな、とドキドキしつつ、順番が来たら、「乗り場はあっちよー。バスの中で買ってね」(--;)
乗り場はたくさんあって、何番がどこ行きかなどの表示はなく(--;) やっと係員らしき人を見つけて聞くと、「ここ」。ちょうどその場所でした。そして… 思っていた時間のバスが来ない… 大丈夫だろうか!? 思っていた時間より30分ほど遅れて、やっとバスが来ました。遅れていたのか、これが正しい時間だったのかは不明…
所要時間も思っていたよりかなりかかったので、乗ろうと思っていたのとは別のバス会社だったのかな? 2社くらい調べてはいたのだけど、、、
でもまぁ、なんとか無事にギマランイスに到着しました。

バスターミナルから目指す旧市街まではちょっと歩くけど、こちらも迷わず到着。ギマランイスは、初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケス誕生の地で、旧市街はギマランイス歴史地区として世界遺産に登録されています。

「ここにポルトガル誕生す」
の表示がある建物
ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会  

食事するタイミングを逃し、毎度のことながら、朝から飲まず食わず(^^;
さすがに少し休憩しましょう。かといって、この時間に何か食べる気にも、ビールやワインの気分でもない…
サングリアが安い&美味しそうなカフェがあったので、ここにしましょう。
ちょっと甘かったけど、フルーツがたっぷりと入っていて、でもアルコールもしっかりと効いていて、美味しかった♪
しばしのんびりと。普段の生活では絶対にない、カフェでのこういう時間も貴重です^^

ブラガンサ公爵館、今日は休館日と思っていたら開いているようですヽ(^0^)ノ チケットはギマランイス城との共通券がありました。
ブラガンサ公爵館は、初代ブラガンサ公爵によって15世紀の始めに建てられました。16世紀にブラガンサ公爵がこの地を離れてからは廃墟となっていましたが、現在は改修され政府の公館として、国賓の接待の場にも利用されているそうです。

ブラガンサ公爵館  内部の様子

続いて、ギマランイス城へ。10世紀に建てられたお城で、1109年にアフォンソ1世が産まれた場所でもあります。お城の麓にはアフォンソ1世が洗礼を受けたといわれているサン・ミゲル教会もあり、見て来たとは思うのだけど、事前のおべんきょ不足で、サラっと済ませてしまった模様…
お城自体は、城壁が残っているのみですが、こういうところは、なんか好き^^

ギマランイス城 お城の内部 

後は、ぶらぶらと街並みを楽しみつつ、帰りは電車でポルトへ戻る予定なので、駅へと向かいます。
個人的には、ブラガよりギマランイスの旧市街の雰囲気の方が好きかな。ボン・ジェズスへ行くには、どうしてもブラガが起点となるけど、そこを諦めてどちらか一つ、なら、ギマランイスをゆっくり楽しんでみたいな、と思いました。


無事にポルトまで帰ってきました。今日も、ドウロ川沿いへ行き夕飯。指さす場所を間違えたか!? 思っていたのと違うのが来たけど、まぁ、これも食べてみたかったので、結果オーライ、ということで(^^;

川沿いへ向かう途中の小道 今日はワインをハーフで 干しだらのコロッケ

食後はぶらぶらとしてからホテルへ。
帰り道が途中で分からなくなり、しばし迷いつつ(^^; 何か目印になりそうな建物発見(^。^;) と思ったら、駅でした(笑)
無事に、ホテルへたどり着いたのでした。

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