6日目(9月12日) 今日は一日、シントラ&ロカ岬の観光です。17年前はツアーだったので半日で両方を周り、シントラでは王宮しか見ていないし、お天気も悪かったので、リベンジです。 ロシオ駅8:11発の電車でシントラまで。到着後は、まず最初にバスでペーナ宮殿へ向かいます。みんな目的は同じ… ということで、少し並んだけど無事に乗車。かなり混むとこことだったけど、朝一で来たので、まだそれほどでもなかったです。 女王マリア2世の王婿フェルナンド2世によって建てられたペーナ宮殿、1755年の大地震で廃墟と化した修道院を再建したお城で1885年に完成しました。ゴシック、マヌエル、イスラム、ルネッサンスなど、様々な建築様式が入り混じった、おとぎ話に出てきそうなカラフルな外観のお城です。 入り口からお城まではシャトルバスもあるようだけど(山頂にあるため、それなりの上り坂(^^;)、こちらはかなり並んでいたので歩きます。 写真はないけど、内部もよくある王宮の雰囲気ではあるけれど見ごたえ十分、楽しめました。そして、宮殿からの眺めは抜群。素晴らしい風景を臨むことが出来ます^^
もっと色々とゆっくり楽しめそうだったけど、この後の予定もあるので次へ向かいましょう。バスで来た道を少し戻ったところにあるムーアの城壁。ここはカットする人が多いのか、空いていましたね。7〜8世紀にムーア人(北西アフリカに住むイスラム教徒を指した呼称)によって築かれた城で、1147年にアフォンソ・エンリケス王に攻略され、その後修復されましたが、今は城壁だけが残り廃墟のようになっています。城壁までは山道を数分、軽くハイキング。先ほど行ったペーナ宮やシントラの街並みなど、周辺の風景を楽しみながらの城壁ウォーク、楽しかった♪ カットせずに来て良かった♪
バスで中心部へ戻ります。ペーナ宮は朝とは打って変わりかなりの人で、バス停も結構並んでいたので、周る順番的に正解だったかな。 街の中へ戻ってきました。今度は、ここから徒歩で15分程のレガレイラ宮殿へ。バスもあるようだけど、乗り場とかよく分からなかったので、歩きます(^^; こちらはチケット買うのに少し行列… まぁ、時間的にもそういうタイミングだったのでしょう。 王族の別荘として建てられた館を、20世紀にブラジル人の富豪が買い取り、イタリア人の建築家により大改修したレガレイラ宮殿。宮殿よりも庭園の散策を楽しむのがメインという感じで、庭園の地下には洞窟や抜け路が造られ、思いもよらない場所に繋がっていたりと、面白い!! 色々見逃した場所もありそうで、もう少し事前に色々と調べて行けば良かったかな。
最後にシントラ王宮。ここは前回も来ているけど、キッチンの煙突くらいしか記憶にない(^-^; 今回はカットしても良いかな、と思っていたけど、現地まで来たらやっぱり見たくなったので(笑) 14世紀に建てられた宮殿で、15世紀から19世紀まではポルトガル王家が夏の離宮として使用していました。王宮というにはシンプルな外観だけど、内装は華美ではないものの、素敵です♪
今日、最後に向かうのはロカ岬。シントラ観光の状況次第では行くのを諦めることも考えていたけど、予定通りに観光できたので、行くことにします。時間があったので、シントラ駅まではバスに乗らず歩きます。途中で駅の方角が分からなくなったけど(多分、人につられて変なところで曲がったと思われる)、ロカ岬行きのバスが通りそうなバス停があったので、ここから乗ることにします。無事に乗れたけど、座るには駅まで戻った方が良さそうですね。 約40分ほどでロカ岬到着です。北緯38度47分、西経9度30分、高さ140mの断崖、ユーラシア大陸最西端のロカ岬。詩人カモンイスの「ここに地果て海始まる」の一節でも有名です。前回は荒天だったけど、今日は快晴♪ やっぱり再訪して良かった!! ただ、風はかなり強かった(^^; あまりの強風に適当に切り上げたけど、それでも前回とは比べ物にならないくらい、素敵な風景、たっぷりと堪能できました♪ ここで買える"最西端到達証明書"やはがきの投函は前回やったのでパス。
帰りは、バスでカスカイスまで行き、そこから電車でリスボンへ戻ります。時間があれば、カスカイスの街も少し散策してみたかったけど、もう良い時間なので、接続する電車に飛び乗りリスボンへ。 今朝乗ったのとは違う、カイス・ド・ソドレ駅に着きます。市内中心部へはメトロで一駅、ということで、ぶらぶらと歩いて、コメルシオ広場を目指します。
広場をぶらりと見たら、そろそろ夕飯。タラがたっぷり入っていて、美味しかった♪
明日は、朝早いのでスーパーを少しぶらぶらして早めにホテルへ戻りました。 NEXT>> |