7日目(9月13日) 今日もちょっとリスボンを離れるので、始発の地下鉄で出発。終電は1時近くまであるのに、始発は6:30とちょっと遅め。目的地までは電車とバス、どちらでも行けるけど、到着時間が早いのはバス。ただ、乗りたいバスの時間に、始発で行って間に合うか!? ギリギリ間に合いそうです。最寄り駅とバスターミナルは直結しているとのことだったけど、出口を間違えたか、ちょっと迷い焦りつつ… なんとか乗りたかったバスに間に合いました(^。^;) さすがに、ここは大きなターミナルで、各バスの出発時間や乗り場も分かりやすく掲示されています。 やってきたのはトマール。観光を始める前に、まずはこの後のバスの時間を再確認… (・_・)......ン? 調べてきた時間と違う… ちゃんと直前に日付設定して調べて、色々な情報とも比べて確認しておいた、のに、1時間以上遅い時間Σ(゚д゚lll) 念のため、窓口で確認するも、そこに書いてる通りだよ〜、と(--;) 元々、1日に2,3本しかないバス。予定を変更するしかないか… それは仕方ないとしても、今日、最終的にリスボンまで戻るバスの時間も違っていたらどうしよう!? と、ぐるぐる考えつつ。念のためネットで確認。たぶん、大丈夫… まぁ、違っていても、現時点ではどうにもできないので、気を取り直して観光しましょう(笑) トマールにやってきた目的は、キリスト教修道院。12世紀にテンプル騎士団によって建設、その後キリスト騎士団へと引き継がれ、16世紀末まで増改築が続けられた、ポルトガル最大規模の修道院です。 最大、というだけあり、かなり広く思った以上に見ごたえたっぷり。エンリケ航海王が暮らした宮殿の跡なども見ることができます。城塞としての役割もあったようで、外の城壁の部分も歩いてみたり、ゆっくりと時間をかけて楽しみました。
他に特に見るところもないので… 朝から何も食べていないし、パステル・デ・ナタとビールで休憩。おかしな組み合わせだけど(^^; やっと、エッグタルト食べることができました♪ 後は時間まで、ぶらぶらと路地に迷い込んでみたり、街の雰囲気を楽しんで、バスターミナルへ戻りました。
さて。本来の予定では、トマールからバターリャへ行きバターリャ修道院を観光、その後アルコバサへと移動するつもりでした。バス時間が大幅に変わっていたため、バターリャで途中下車する時間がなくなってしまったのでした(T-T) 元々バターリャからアルコバサは状況次第ではタクシーを利用することも考えていたけど、それでもかなり時間的に厳しそうだし、アルコバサからリスボンへ戻るバスの時間もあるので仕方がない… 車窓からちょっとだけ見えたバターリャ修道院を恨めしく通過し、アルコバサへ到着。先に帰りのバスの切符を買っておきます。調べていた通りの時間のバスがありました(^。^;) 初代国王アフォンソ1世により1153年に建築が始められたアルコバサ修道院。その後も増改築が行われ、最盛期には約1000人もの修道士たちが暮らしたそうです。
ここは教会部分にも見どころが。質素だけど、広々とした教会の翼廊には悲恋で知られるペドロ1世とイネス・デ・カストロの棺が足を向け合う形で置かれています。足を向けているのは、2人が目覚めて起き上がった時に、お互いをの顔を最初に見ることができるように、というペドロ1世の遺言だとか。
こちらも他には特に見るところもないので、バスの時間までぶらっと街の雰囲気を楽しみました。
バスは直通ではなく、カルダス・ダ・ライーニャという街で乗り換えのようです。ちょっと心配だったけど、全員ここで降りる様子。バスターミナルは小さかったけど、カフェが併設されていたり、トマールやアルコバサよりも街も大きそうでした。バスは少し遅れてやってきたけど、無事、リスボンまで戻ることが出来たのでした。 メトロでコメルシオ広場まで行き、今日はここで夕飯。なんか肉!! 鶏!! という気分だったので(笑) あっさりとしていて美味しかった♪
明日の夜には空港近くまで移動してしまうので、遅くまでゆっくりできるのは今日が最後。ポートワインを飲みながら、メモをまとめたり、明日の予定を考えたり、風景をぼーっと眺めたりして過ごしました。
トマール、バターリャ、アルコバサを1日で回るのは厳しいのは分かっていたけど、当初思っていた通りのバス時間なら、実際に回られてる方もいたし、行けると思ったのに… アルコバサに近いナザレ、またはトマールを起点にするなども考えたけど、荷物を持っての移動は預けるところがなく難しそうだったのでリスボンから行くことにしたのだけど、結局、バターリャ修道院には行くことが出来ず、残念でした。 NEXT>> |