3日目(5月4日)
ホテルをチェックアウトし荷物を預かってもらったら、今日のメイン、金刀比羅宮の参拝です。 参道のあちこちで杖の貸し出しが。ホテルでも借りられそうでした。杖は別にいらないけど、雰囲気味わうために(笑) 借りました。(正直、ちょっと邪魔だったけど(爆)) こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮。主催神、大物主神は海の守り神。全国各地にあるこんぴらさんの総本宮です。 御本宮までの石段は785段。365段のところにある大門を入ってすぐの場所では、特別に境内での営業を許され、約800年受け継がれる五軒の五人百姓が加美代飴を売っています。試食だけもらい(^^; 御本宮目指して先へと進みます。785段、上り切って、創建は大化の改新以前にまでさかのぼると伝わる御本殿へ到着!! 現在の建物は1878年に再建されたものです。境内には展望台も設けられていて、讃岐平野に讃岐富士といったパノラマを眺望できます。
こんぴらさんはここで終わりではありません。さらに上ることトータル1368段。奥社も目指します。思っていた以上にたくさんの人が訪れていました。奥社、厳魂神社。金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祭られています。左側の岩壁には天狗とカラスの彫刻が。何となく…は分かったけど、ズームで撮った写真できちんと確認できました(^^;
しばし奥社で寛いだら下山。途中、行きは横目に通り過ぎた、御本宮より少し下、628段のところにある1837年竣工の旭社を参拝。社の前の瓶にたくさん1円玉浮いているなぁ、と思ったら。雨水を溜める大きな鉄瓶に一円玉が浮かぶと願いが叶う、らしい。生憎1円玉の持ち合わせがなく試せず。事前に分かっていたら、いっぱい持って行ったのに(笑) ここに書いた以外にもお参りスポットや見どころは点在。ゆっくりと楽しみました。 表書院へも入ってみます。内部の五間に描かれた障壁画とともに国の重要文化財に指定されています。 他にも宝物館などもあったけど、こちらはコロナの影響か、未だ閉館中で入れず。
参道の途中、ちょっと脇道にそれたところにある旧金毘羅大芝居(金丸座)。1835年に創建された、現存する日本最古の芝居小屋で、国の重要文化財。1976年に現在の場所に移築復元され、1985年からは四国こんぴら歌舞伎大芝居が復活、年1回、春に定期公演が行われています。 ボランティアガイドのおじさんが一通り説明、案内をしてもらった後は、一人でゆっくりと写真撮りながら見学。 客席だけじゃなく、舞台裏や奈落も見学できます。
舞台裏の楽屋は現在はみんな身体が大きくなり手狭なので、主役の方のみ使用して大部屋の役者さん達の楽屋は別に用意されているそうです。
歌舞伎はまだ2回くらいしか観たことないけど、エンタメ好きとしては、思った以上に楽しく大満足でした♪ 思ったより早めに観光が終わったので、参道にあった足湯に入ったり、さぬきビール買って休憩所のようなところでゆっくりしたり。
予定より早く、次の目的地へ移動します。時間もあったので普通電車に乗ったのだけど、途中、スイッチバックの駅があったり、自然豊かな沿線の風景だったり予想外に良い鉄旅でした(笑) 今日の宿泊地の最寄り駅、阿波池田に到着。出来れば大歩危近辺が祖谷温泉に泊まりたかったけど、おひとり様に手頃な料金、宿に空きがなくこちらにしたのでした。予約した時点では、ホテルまではタクシーかな、と思っていたけど、どうやら路線バスで行けそうです。が、1日に数本(^^; 予定より早く着いたため、バス時間まで少し駅前を観光。素直に通りを進まなかったため(爆) 道に迷い時間が足りなくなったけど、無事に直前に琴平で知った一ヶ所、阿波池田うだつの家(阿波池田たばこ資料館)を見学。幕末から明治にかけて繁栄したたばこ製造業者の居宅です。周辺には他にも古い街並みが残っています。
路線バスで10分程、本日のホテルに到着。さすがに周りに食事するところはないだろうと、今日は夕食付で予約しています。あれこれごちゃごちゃ出てくるよりは、シンプルに刺身! 天ぷら!といった感じで私には良いボリューム。ウェルカムドリンク(梅酒)が最初なくて、予約の種類によるのかな? と思ったけど、周り見る限りそうでもなさそう… 最後、デザートが来た時に今更だけど、と聞いて見たら、やっぱり漏れてたらしい。 まぁ、食後のデザート酒としていただけて、返って丁度良かった、ということで(笑)
食事の後は早めにゆっくりと温泉へ。お宿としての口コミは辛口も多かったけど、温泉のお湯は高評価。私にはお湯の良し悪しは分からないけど… 確かに、ここ1,2年で入った温泉の中では一番温泉らしいお湯で気持ち良かったと思います。露店はなく内湯だけだったけど、窓から入ってくる風が丁度良く、暑くなると網戸の前に仁王立ちして外の緑の空気に深呼吸、またお湯に浸かる、ということを繰り返してました(笑) (歩数:22239歩) NEXT>> |