1日目(9月10日) 飛行機が少し遅れて乗りたい電車に間に合うか心配だったけど、無事に予定通りに最初の目的地津和野に到着。SLやまぐち号に乗れたら良かったんだけど、残念ながら運行日ではなく… いずれにしても、Sはが不具合で休止中、DLで運行中のようです。 山陰の小京都と呼ばれる津和野。殿町通りは古い街並みが残る、観光のメインストリートです。
まず最初に津和野カトリック教会へ。1931年、ドイツ人シェーファーによって建てられたゴシック風建築の教会で、古い教会らしく内部が畳敷き。勉強不足だったけど、津和野はキリシタンの殉教の地だったそうで、殉教者に関する資料を集めた展示室もありました。 町並みを眺めつつ… 津和野町役場 津和野庁舎は、1919年に旧鹿足郡役所として建てられたもの。登録有形文化財にも登録されています。 続いて津和野町郷土館へ。縄文時代から現代に至る郷土の歴史資料、文化遺産を後世に保存・継承するために、1921年設立。建物は国の登録有形文化財に登録されています。
太鼓谷稲成神社は、1773年に津和野藩主が京都の伏見稲荷大社から斎き祀った神社で日本五大稲荷の一つ。神社までの参道には約1000本の赤い鳥居が並びます。「稲荷」ではなく「稲成」なのは、その昔津和野城の大切な鍵を紛失した蔵番が、城主に隠れて心中祈願したところ、鍵が見つかったことにより、願いが成就する神社として稲成となったそうです。
殿町通りへ戻り、養老館。津和野町郷土館でこちらのチケットも貰えたので入ってみました。津和野藩の藩校で1786年に創設。現在は剣術教場と槍術教場、御書物蔵の3棟が残っています。 さくっと見終わり、歴代の津和野藩主の菩提寺で1420年創建の永明寺。中には宝物館などもあり、中々見ごたえのあるお寺でした。墓地には森鴎外のお墓もあります。
川沿いの小道を上っていく… と地図に書かれていた乙女峠マリア聖堂へ。普通の道かと思ったら、ちょっとした山道で、(・・?) エッ と思いつつ(10分程度だけど雨が降っていたら厳しい道かも…)、無事に到着。 キリスト教弾圧により、153人の隠れキリシタンが長崎から送られてきた乙女峠に建つ聖堂で、拷問の末に37人の信徒が殉教したそうです。教会のステンドグラスには殉教の物語が描かれています。
これで大体見たいと思っていた場所の見学は終了。まだ時間もあるので、安野光雅美術館に入ってみました。津和野町出身の画家、安野光雅さんの作品を収納する美術館で、絵本や装丁の原画などが展示されています。作品に添えられてい安野さんの解説も面白かったです。旅の絵本の原画を見ながら、しばらく行けていないヨーロッパに想いを馳せたり(笑) 多分、どこかで目にしている絵も多く、思った以上に興味深く楽しめました。 展示の他に、再現したアトリエや昔の教室、今は休止中だけどプラネタリウムなどもあります。
ぶらぶらと再度町並みを見て歩いてから本日の宿へ。 のんびり温泉に入ろうと思っていたら、今日は一つしか使えないとのこと(--;) 今、男性が入っているから空いたら教えます、とのことで、しばし待つことに。(通常はちゃんと男女一つづつあります) 夕飯前ゆっくりと入れたけど、交代制と思うと何となく落ち着かないですね。
今日は夕飯付きで予約。利き酒プラン、というのがあったのでそれにしました。 お酒は何種類かある中からチェックイン時に選べ、大吟醸しばりで、とか、銘柄しばりで、とか選べたけど、こだわりのお酒で選んでもらいました。 津和野の日本酒、初陣、華泉、高砂の3種。最初は初陣が好みで、高砂はちょっと苦手… と思ったけど、時間が経つとこちらも飲みやすくなりました。 料理はお品書きがなかったので、どれだけの料理が出てくるか分からず、食べる配分が(^^; 写真右の上2枚、重石の下には野菜や魚を酢で〆たものが。鯖が一番馴染んだ味で美味しかったな この時、?食事処の一角で町のPR動画を撮影をしていました。撮影の様子は見えなかったけど、○○で美味しい〜!! と食レポしている女性の声が聞こえてきました(笑) 食後はお風呂が空いていたのでもう一度入ることが出来ました。 今日は朝早かったこともあり、布団にごろごろしているうちに寝たらしい(-_-).。oO (歩数:18960歩) NEXT>> |